Mimimal Logs

2013年

7月

18日

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甘い誘惑が必要だ。男も女も。という訳でこちらを。後半にかけての圧倒的なアレンジとヴォーカル田島貴男の若い歌

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暦という幻と饒舌な演奏

明けましておめでとうございます


岸田秀は「ものぐさ精神分析」にて唯幻論を展開し、

人間が信じているものは悉く幻の如く儚く

しかし、人間はその幻によってしか生きられないと主張しました。


確かに、世界が自由で民主的になるにつれ

人々が信じてきた物語は次々と「幻」の烙印を押され

信じるに値しないものとして、その権力を失墜させられてきました。

父性、国家、神、科学 etc いずれも信じられていた過去を持ち、

退けられてきた物語です。


こうした物語たちを「人々を縛るしがらみ」として私たちは捨て去ってきた訳ですが

その結果、訪れたのは誰とも物語を共有できない孤独でした。
さらに人々が自由になれば、方言が個人のレベルまで細分化し、

つまり自分にしか分からない言語を互いに使いあい、

誰とも会話することが出来なくなる日が来るかもしれないと

思わず夢想してしまう程です。


そうした中で、私たちが1月1日と呼んでいる日を年の始めとすることも

幻であるのですが、人々は「あけましておめでとう」という言葉を交わし、

三が日の時間軸は明らかにその他の三日とは異なるものとなっています。

つまり、この幻はまだその効力が生きているようで、

そのこと自体がおめでたいと思うのです。


年が明けたのもおめでたいし、そういう言葉を交わしあうのも、まためでたい。


という訳で2013年も相変わらず前置きが長い富岡洋輔ですが、

今年もよろしくお願いいたします。

さて、2012から2013にかけての年末年始ですが

ワタクシ、喉を潰してしまいまして

あまり人と話さない(というか話せない)正月を送っていました。

メッセンジャーを始めてからというもの、体の異変には敏感になったので

風邪気味になった瞬間から防衛体制に入り、

ノックダウンすることはなかったのですが、喉が守りきれませんでした。

ヴォーカリストとしてはお恥ずかしい話ですが、

大体風邪をひくときは喉から来るのが私の場合で、

普段から使っている分、疲労がたまっているんでしょう。

ならば正月くらいはちゃんと喉を休ませようと思い、

全く歌わない静かな正月を久々に送ったという次第。

エンジンはこれからかけていく所存。


直近のライブは前回も申し上げた通り、1/19の代官山loop

最近、バンドメンバーと話すのは

「演奏時間があっという間に終わってしまうね」ということ。

ジャズ箱では40分3セットなんてザラなので、考えてみれば当たり前なのですが、

一方では、時間が短くなることで、濃縮され集中しているが故に

短く感じているとも思うのです


また、最近のライブでは、私の話が非常に短くなっている

というのも大きなポイントだと思います(苦笑)

単純に、長い話をしている時間がないという話なのですが、

そうすることで、さらに演奏への集中力が上がっているように感じます。

結局のところ、音楽家には喋らせるより演奏させた方が雄弁で饒舌であるという

当たり前の結論に至るのですが、ここにきて骨身にしみております(泣&笑)


くだらない話を延々とした後にボタンを押すとゴキゲンな音楽がかかる。

というのは録音された媒体をつかうラジオの話で、

なかなか生演奏の現場ではうまくいきませんね。やりたい気持ちはあるんですが。

ただ、さだまさしさんやKinki kidsさんのMCは相当長いという噂は聞くので、

今度勉強に行ってみようと思います。(Kinkiはチケット取れなさそう)

おもしろMCと演奏のクオリティーは両立するのか?

思いの外に、大きな命題かもしれません。


ライブでは、こんな脱線もせず

粛々といい演奏をしてしまいますので

是非是非いらしてください。お待ち申し上げます。